こんにちは、アバーインフォメーションの臼井です。
大人数が参加するWeb会議やオンライン授業、ウェビナーなどを実施した際に、参加者に意見を求めたり、質疑応答を行うことがあると思いますが、参加者が多い場合、誰が質問をしようとしているのかが、分かりにくいことがありますよね。
また、参加者もなかなか発言や質問をするタイミングが掴めずに、躊躇していまうこともあると思います。そんな時に活用したいのが、Zoomの「手を挙げる」機能です。
そこで今回は、Zoomの「手を挙げる」機能の使い方と、おすすめの活用シーンについて、紹介いたします。
ZoomやTeamsに最適な、AVerのWEBカメラの性能をオンラインデモで体験してみませんか?
⇒お申込みはこちら!
Zoomの「手を挙げる」機能とは?こんなシーンでの活用がおすすめ!
Zoomの「手を挙げる」機能とは、参加人数の多いWeb会議やセミナー(ウェビナー)などで役立つ機能です。
たとえば、Web会議中に参加者に意見を求めたり、質問を受け付けたりする際に、参加者が多いWeb会議では「誰が質問や発言をしようとしているのか」を、すぐに見分けるのが難しい場合があります。
そんな時に「手を挙げる」機能を使用すれば、会議の主催者に「どの参加者が質問や発言を希望しているのか」を簡単に伝えることができます。
現在さまざまなシーンでZoomを活用されている方が多いと思いますが、「手を挙げる」機能は以下のようなシーンでの活用をおすすめしたい機能です。
大人数が参加するWeb会議やセミナーで質疑応答や多数決を行う場合
参加者の多いWeb会議で、何か物事を決める時に多数決を取ったり、セミナーで参加者からの質疑応答に対応する際に、誰が質問をしたのかを画面を通じてすぐに特定するのは難しいですが、「手を挙げる」機能を使えば、ホスト側の画面で、誰が挙手をしているのかを簡単に確認することができます。
Zoomを使った研修・セミナーでグループワークを行う場合
たとえば、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使ってグループワークに取り組んでいる時に、「作業が終わったグループは手を挙げて知らせてください」や「質問したい時や手助けが必要な時は、手を挙げてください」など、事前に伝えておくことで、各グループの作業の進捗状況や「どのグループが手助けを必要としているのか」が、「手を挙げる」機能を使うことで、主催者側で簡単に把握することができます。
Zoomの「手を挙げる」機能の使い方
Zoomの「手を挙げる」機能について、主催者側と参加者側では操作方法が異なるため、それぞれの操作方法について解説いたします。
「手を挙げる」機能の使い方(参加者側)
参加者がWeb会議中に挙手を行いたい場合、画面下部にあるツールバーの①「リアクション」をクリックすると、②「手を挙げる」という項目が表示されるので、こちらをクリックすると、手を挙げることができます。
参加者が手を挙げた場合、手を挙げた参加者の画面左上に①「手」のマークが表示され、参加者全員に手を挙げていることを伝えることができます。
参加者が挙げたを手を下ろしたい場合は、ツールバーの①「リアクション」アイコンを再びクリックし、表示された②「手を降ろす」という項目をクリックすればOKです。
スマホで「手を挙げる」機能を使う場合(参加者側)
スマホで「手を挙げる」機能を使いたい場合は、ツールバーの①「詳細」アイコンをタップし、表示された②「手を挙げる」をタップすればOKです。
手を降ろす場合は、再び①「詳細」アイコンをタップし、表示された③「手を降ろす」をタップします。
「手を挙げる」機能の使い方(主催者側)
主催者が手を挙げている参加者を確認したい場合、参加者の画面上に表示される「手」のマークを見て確認する以外にも、ツールバーの①「参加者」をクリックして表示される、参加者一覧からも確認することができます。
手を挙げている参加者がいる場合、手を挙げている参加者の名前の右横に、上図のように②「手」のマークが表示されます。
主催者側で参加者の手を下ろしたい場合は、マウスのカーソルを手を下ろしたい参加者の名前の場所に合わせると、①「手を降ろす」アイコンが表示されるので、こちらをクリックすると手を降ろすことができます。
手を挙げている参加者全員の手を一括で下ろしたい場合は、参加者一覧画面の①「詳細」アイコンをクリックすると表示されるメニューの中の、②「すべての手を降ろす」をクリックすると、全員の手を一括で降ろすことができます。
スマホで「手を挙げる」機能を使う場合(主催者側)
スマホの場合、参加者側のスマホ画面下部に手を挙げている①参加者の人数(挙手をしているのが1名の場合は、氏名が表示される)が表示されるので、こちらをタップすると、挙手をしている参加者の一覧が表示されます。
全員の手を一括で下ろしたい場合は、②「すべての手を降ろす」をタップします。参加者の手を個別に下ろしたい場合は、参加者の氏名右横にある③「手」のマークをタップし、表示されたメニューの中から④「手を降ろす」をタップすればOKです。
Zoomの「手を挙げる」機能はとてもシンプルな機能ですが、Web会議やセミナーなどで活用することで、主催者と参加者の意思疎通をより円滑に行うことができます。
使い方もとても簡単なので、参加者の多いセミナーや会議などで質問や発言のタイミングを掴むのが難しい時など、「手を挙げる」機能をぜひ活用してみてください。
【関連記事】こちらの記事もおすすめ!
Zoomの「画面共有」機能の使い方と、動画を共有した時に起こる「音が出ない」トラブルの対処法
【覚えておくと便利!】Zoomのブレイクアウトルームの参加者を「事前割当て」する方法
アバーインフォメーション株式会社 Webマーケティング/「WEB会議DEどうでしょう」制作・執筆担当
台湾のWebマーケティング企業で、Webディレクターとして現地企業のWeb制作ディレクションや、Webマーケティングセミナーの講師などを担当。日本に帰国後、訪日外国人向けWebメディアの編集チームに加入。主に繁体字中国版の編集ディレクターとして、コンテンツ企画等を担当。現在は、アバーインフォメーションのWebマーケティング担当として、「WEB会議DEどうでしょう」の運営、記事執筆のほか、さまざまなPR施策を担当しています。
アバーインフォメーション株式会社 Webサイト