こんにちは、アバーインフォメーションの臼井です。
自宅からWeb会議に参加する時に、背後に映り込む自室の様子を隠すことができる、「バーチャル背景」や「ばかし背景」などの機能を活用している方も多いと思います。
ZoomやTeamsでは、すっかりおなじみとなったバーチャル背景や、ぼかし背景といった機能ですが、Google Meetではこれまで利用することができませんでした。
しかし、2020年9月からは「ぼかし背景」、2020年11月から「バーチャル背景」がGoogle Meetでも、ついに利用できるようになりました。
そこで今回は、Google Meetの「バーチャル背景」と「ぼかし背景」の設定方法と、設定できない時の対処法について、紹介いたします。
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Google Meetのバーチャル背景とぼかし背景の設定方法
Google Meetで「バーチャル背景」や「ぼかし背景」を設定する場合、「会議参加前」に設定する方法と「会議中」に設定する方法の、2通りのやり方があります。
どちらのやり方も、とても簡単なので両方とも覚えておくと良いでしょう。
会議参加前に、バーチャル背景やぼかし背景を設定したい場合
Web会議に参加する前に、バーチャル背景やぼかし背景を設定したい場合は、会議参加前に表示される上図の画面で、Webカメラ映像の画面右下にある①「背景を変更」をクリックします。
「背景の変更」をクリックすると、バーチャル背景に使用することができる①画像の一覧が表示されるので、背景に設定したい画像をクリックします。
画像をクリック後、Webカメラ映像の背景に選択した画像が合成されていれば、バーチャル背景の設定は完了です。
Web会議の参加前に、ぼかし背景を設定したい場合は、バーチャル背景を設定する時と同様に、「背景を変更」をクリックした後、表示されたバーチャル背景の画像一覧の中から、上図の①赤カッコの位置に表示される、「背景を少しぼかす」あるいは「背景をぼかす」のどちらかをクリックすれば、ぼかし背景を設定することができます。
会議中にバーチャル背景やぼかし背景を設定したい場合
会議中に、バーチャル背景やぼかし背景を設定する場合は、画面右下にある①設定アイコン(︙)をクリックし、表示されたメニューの中から、②「背景を変更」を選択します。
「背景の変更」を選択後、画面右側にバーチャル背景に使用できる①画像の一覧が表示されるので、その中から背景に使用したい画像をクリックすれば、設定完了です。
ぼかし背景を設定したい場合は、画面右端に表示される画像一覧の①赤カッコの位置にある、「背景を少しぼかす」あるいは「背景をぼかす」のどちらかをクリックすると、ぼかし背景を設定することができます。
バーチャル背景やぼかし背景を終了したい場合
バーチャル背景やぼかし背景の利用を終了する場合は、画像一覧の①赤カッコの位置にある「背景をオフにする」をクリックすれば、機能をオフにすることができます。
Google Meetでバーチャル背景、ぼかし背景が使えない時の対処法
会議の参加前や、Google Meetのバーチャル背景やぼかし背景を設定しようと、設定メニューをクリックしたところ、上図のように設定メニューの中に「背景を変更」という項目自体が現れず、機能を使うことができない場合は、以下の内容を確認してみてください。
使用中のブラウザがChromeであるかを確認する
Google Meetのバーチャル機能とぼかし背景が利用できるブラウザは、現時点ではChromeのみとなっています。
Google Meetでバーチャル背景、ぼかし背景が設定できない時は、現在お使いのブラウザがChromeかどうか、確認してみてください。
Chromeの「ハードウェアアクセラレーション」が有効になっているか確認する
お使いのブラウザがChromeなのに、バーチャル背景等が設定できない場合、Chromeの「ハードウェアアクセラレーション」の設定が有効になっていない可能性があります。
バーチャル背景等の機能を利用するためには、Chromeのハードウェアアクセラレーションを有効化する必要があるため、Chromeの設定を以下の手順を参考に確認してみてください。
ブラウザの「ハードウェアアクセラレーション」の設定を確認する場合は、まずChromeの①設定アイコン(︙)をクリックし、表示されたメニューの中から②「設定」をクリックします。
Chromeの設定画面に入り、左側のメニューの中から①「システム」を選択すると、システムの設定項目が表示されるので、②「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」の設定が有効化されているか、確認してください。
この設定が無効となっている場合、Chromeでバーチャル背景等の機能が利用できませんので、ご注意ください。
ZoomやTeamsの利用者には、おなじみのバーチャル背景機能ですが、Google Meetではこれまで利用することができなかったため、Snap Cameraなどの外部アプリを使って対応していた方も多かったと思います。
Google Meetでも、念願のバーチャル背景が利用できるようになったので、本記事の内容を参考に、ぜひ活用してみてください。
アバーインフォメーション株式会社 Webマーケティング/「WEB会議DEどうでしょう」制作・執筆担当
台湾のWebマーケティング企業で、Webディレクターとして現地企業のWeb制作ディレクションや、Webマーケティングセミナーの講師などを担当。日本に帰国後、訪日外国人向けWebメディアの編集チームに加入。主に繁体字中国版の編集ディレクターとして、コンテンツ企画等を担当。現在は、アバーインフォメーションのWebマーケティング担当として、「WEB会議DEどうでしょう」の運営、記事執筆のほか、さまざまなPR施策を担当しています。
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