【これで失敗しない!】Web会議用カメラの選び方で、重要な7つのポイント

【これで失敗しない!】Web会議用カメラの選び方で、重要な7つのポイント

こんにちは、アバー・インフォメーションの臼井です。
皆さんの会社では、Web会議の時に専用のWebカメラを使っていますか?各メーカーが、法人向けWebカメラを販売していますが、いざ欲しいとなった時に、「どんな部分をチェックして選べばいいのか、よくわからない」って人も、中にはいるのではないでしょうか。
「WEB会議DEどうでしょう」は、Webカメラの製造・販売を行う会社が運営するオウンドメディアでありながら、これまでWebカメラに関する記事は書いてこなかったので、今回はいわば専門家の立場から、Webカメラの選び方のポイントについて紹介しようと思います。

これらのポイントを抑えておけば、ビジネスでの利用に最適なWebカメラを選ぶことができるので、ぜひ参考にしてください。

そもそもPC内蔵カメラとWebカメラってどう違うの?

ノートPC内蔵カメラ

現在販売されているノートPCの多くには、すでにカメラが内蔵されているので、そのカメラを使ってWeb会議を行っている人も多いと思います。
では、PC内蔵カメラと、Webカメラでは具体的にどういう違いがあるのか?
違いが一番わかりやすい部分としては、カメラの画角(カメラが映せる範囲)があります。PC内蔵のカメラは、基本的に1対1のコミュニケーションを想定して作られているものが多く、レンズの画角が狭く、アングル調整もできないため、複数人が参加するWeb会議での使用には、あまり向いていません。
皆さんも、PC内蔵カメラを使っている時に、同席者の姿が映像に収まらず、ノートPCを同席者の方に向けたりして、対応したことがあるんじゃないでしょうか。

一方、Web会議での使用を前提に作られている、専用Webカメラの場合、広角レンズ搭載で画角も広いため、多人数が参加するWeb会議でも、参加者全員を映像に収めることができます。また、より円滑なコミュニケーションができるよう、会議に役立つ、さまざまな機能が搭載されているのも、PC内蔵カメラとは異なる点です。

失敗しない、Web会議用カメラの選び方 – 7つのポイント

7つのポイント

それでは、Web会議用カメラを選ぶ際に、抑えておきたいポイントを見ていきましょう。

1.会議の規模

Web会議用カメラの場合、搭載レンズの画角によって、対応できる会議の規模感が変わってきます。
参加人数が2人~6人程度の小規模会議室向けのカメラから、7人~27人程度の大規模会議室向けのタイプまで、いろいろな製品があるので、参加人数が何名程度のWeb会議で使用する機会が多そうなのかを、事前に想定した上で、Webカメラを選ぶことをおすすめします。

2.設置場所

Webカメラを、どういった場所に設置して使用するのかも、重要なポイントです。会社によっては、会議室以外の場所で、Web会議を行う可能性も有りえますよね。また、Webカメラを設置していた会議室が、何らかの事情で使用できない場合、Webカメラを別の会議室に移動して使用する、というケースも考えられます。
Webカメラの形状や大きさ、重量によって、設置場所の向き、不向きがあるので、事前にどういう場所に設置する可能性があるのかも、考えておくと良いでしょう。

3.給電方式

Webカメラを設置する場所によっては、コンセントの差し込み口まで距離があったり、遮蔽物があり、電源コードが届かないということも、有り得ます。
電源が確保できないようなシチュエーションでの使用も考えられる場合、アダプター電源とUSB給電の両方に対応しているタイプだと、臨機応変な対応ができます。

4.搭載機能

逆光の状態でも、クリアな映像を届けることができる「逆光補正機能」や、発言している人に、カメラの画角を自動調整する「オートフレーミング機能」など、Web会議用カメラには、さまざまな機能が搭載されています。
例えば、高性能ズーム機能を備えたWebカメラだと、ホワイトボードに書かれた内容や、参加者が持ち込んだ紙資料を、映像を通じて共有できたりもするので、自社でWeb会議を行う時に、どういう機能があると、より円滑に、会議を進めることができるかを考えた上で、Webカメラの搭載機能をチェックしてみましょう。

5.解像度とフレームレート(fps)

皆さんもYoutubeで色々な動画を見たりすると思いますが、低解像度で不明瞭だったり、フレームレートが低く、動きが滑らかでない動画を見ていると、ストレスを感じたりしますよね。
Youtubeであれば、ストレスを感じたら再生をやめればいいわけですが、Web会議の場合はそうはいきません。映像が不明瞭だったり、遅延が生じて、動きが滑らかでなかったりすると、会議に集中できないですし、参加者もフラストレーションを感じてしまいます。
相手の表情や、会議室全体の雰囲気など、映像を通じて臨場感を伝えるためには、一定以上の解像度やフレームレートが必要となるため、Webカメラが対応している解像度や、フレームレートは必ずチェックしておきましょう。

6.マイク・スピーカーの有無

マイクとスピーカーの搭載有無に関しては、製品によって異なります。小規模の会議室であれば、マイクやスピーカーがなくても、PC側のマイクとスピーカーで十分対応できると思います。しかし、会議室の広さや参加人数によっては、外付けのマイク・スピーカーを利用するか、マイク・スピーカー内蔵タイプのWebカメラを使用した方が良いので、自社で行われるWeb会議の環境に合わせて、製品のタイプを選びましょう。

7.使用するWeb会議システムに対応しているか

7つ目のポイントは、現在使用している、あるいはこれから使用を検討しているWeb会議システムに、Webカメラが対応しているかどうかです。
基本的に、どこのメーカーのWebカメラも、主要なWeb会議システムに対する動作検証は行われているので、問題はないと思います。しかし、仮に対応していないWeb会議システムで、Webカメラを使った場合、映像がうまく出力されないや、Webカメラを正常に認識しないなどの問題が、稀に発生することがあります。
Webカメラ・メーカーのWebサイトで、製品ページをチェックすると、製品スペック情報のところに、「動作確認済みWeb会議アプリケーション」といった項目があったりします。そちらで、使用したいWeb会議システムに対応済みなのか、一応確認しておくことをおすすめします。


法人向けWeb会議用カメラを販売する、多くのメーカーが「デモ機」の無料貸し出しサービスを行っています。
導入を考えているWebカメラがもしある場合は、まず購入する前に、メーカーからデモ機を借りて、実際の使用感や機能を試してみることをおすすめします。
Webカメラの品質、性能はWeb会議の質に大きく影響するので、今回紹介したポイントを参考に、自社での利用に最適なWebカメラを探してみてください。

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