こんにちは、アバー・インフォメーションの臼井です。
Zoomには、バーチャル背景やビデオフィルタといった映像のエフェクト機能がありますが、これら機能の他に「アバター」という機能があるのをご存知ですか?
「アバター」機能を使用すると、自分の姿を3Dキャラクターに変化させて映すことができるので、Vtuberのような見た目でWeb会議をすることができます。
そこで今回は、Zoomの「アバター」機能の設定方法や、使用時の注意点などについて紹介いたします。
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Zoomの「アバター」機能の使い方・設定方法
「アバター」機能は、Zoomアプリのバージョン「5.10.0」以降でないと使用することができないため、まずお使いのZoomのバージョンを確認しましょう。お使いのバージョンがそれよりも古い場合は、最新バージョンへとアップデートを行っておきましょう。
Web会議前にアバター機能を設定する場合
Zoomのアバター機能は、会議開始前・会議中のどちらでも設定を行うことができます。まずはWeb会議の開始前に設定する方法について、見ていきましょう。
Zoomアプリを立ち上げたら、画面右上にある①「設定」アイコンをクリックし、表示されたメニューの中から②「背景とエフェクト」を選択すると、「バーチャル背景」「ビデオフィルタ」「アバター」という項目が表示されるので、③「アバター」をクリックします。
アバターは、全22種類の3Dキャラクターの中から選ぶことができ、選択するとすぐに上部のプレビュー画面に反映されます。
Web会議中にアバター機能を設定する場合
Web会議中にアバターの設定をしたい場合は、Web会議画面の左下にある「ビデオの停止」アイコン右横の①「Λ」をクリックし、②「ビデオ設定」を選択します。
設定画面に入ったら、①「背景とエフェクト」を選択し、②「アバター」の選択画面で使用したいアバターを選択すればOKです。
アバター機能を使う際の注意点
簡単に3Dキャラクターに変身ができるアバター機能ですが、使用する際は以下3つの点について注意しましょう。
アバター機能の使用時は、バーチャル背景を設定する必要がある
Zoomのアバター機能では、Webカメラの映像をバックにして、自身の姿だけを3Dキャラクターに変化させることはできません。そのため、バーチャル背景を設定せずにアバターを使用した場合、Webカメラの映像は表示されず、上図のように背景が真っ暗な状態になってしまいます。
背景が真っ暗な状態でも、アバター機能を使用してWeb会議をすることが可能ですが、背景も表示させたい場合には、バーチャル背景の設定も忘れずに行いましょう。
アバター機能の使用時に、ビデオフィルター機能は使用できない
アバター機能の使用時に、バーチャル背景を設定することはできますが、ビデオフィルタ機能の使用はできません。(2022年11月時点)
マスク着用だと、アバターが正常に機能しないことがある
アバター機能は、カメラ映像内の人物の顔を認識して、3Dキャラクターへと置き換える機能のため、人物の顔を正しく検知できないと、上図のように選択したアバターが映像に適用されず、プレビュー画面にアバターが表示されません。
マスク着用の状態でアバターの設定を行うと、顔が正しく検知できずアバターが映像に表示されないことがあるため、アバター機能を使う場合はマスクを外して使用しましょう。
アバター機能が使用できない時の対処方法
Zoomでアバター機能が使用できない場合、主に以下の原因が考えられるため、まずはそれぞれについて確認してみましょう。
Zoomアプリのバージョンを確認
アバター機能は、Zoomアプリのバージョン「5.10.0」以降でないと使用できないため、まずはお使いのZoomアプリのバージョンを確認しましょう。
Zoomアプリの画面右上の①アイコンマークをクリックし、メニューの中から②「更新を確認する」を選択すると、アプリのアップデート有無の確認ができ、古いバージョンをお使いの場合は、アップデートを促すメッセージが表示されるので、メッセージに従ってアップデートを行いましょう。
アカウント設定でアバター機能が有効になっているかを確認
設定画面の「背景とエフェクト」に入り、「ビデオフィルタ」の隣に「アバター」という項目が表示されず、設定できない場合は、Zoomのアカウント設定でアバター機能が無効になっている可能性があります。Zoom公式サイトの「サインイン」からにマイ・アカウントにログインして、「アカウント設定」を確認してみましょう。
アカウントページに入ったら、左側のメニューの中から①「アカウント設定」を選択します。
次に、①「ミーティングにて(詳細)」をクリックし、②「アバター」の設定項目で機能が無効化されていないかを確認しましょう。
顔の検知を妨げるものが無いかを確認
上でも述べた通り、アバター機能はカメラ映像内の顔を検知して、3Dキャラクターに置き換える機能のため、顔の検知が正しくできないとアバター機能が正常に動作しません。
アバターの設定画面で、アバターを選択しても映像にアバターが表示されない、あるいはアバターが表示されたり消えたりする場合は、マスクなど顔の検知を妨げるものが外して確認してみましょう。
今回紹介したZoomのアバター機能は、ビジネスシーンではなかなか使う機会が無いかもしれないですが、友人とZoomで通話する時や、社内の親しい同僚同士で話をする時などに使ってみると、いつもとは違った気分で会話が盛り上がるかもしれませんね。
興味がある方はアバター機能を、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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アバーインフォメーション株式会社 Webマーケティング/「WEB会議DEどうでしょう」制作・執筆担当
台湾のWebマーケティング企業で、Webディレクターとして現地企業のWeb制作ディレクションや、Webマーケティングセミナーの講師などを担当。日本に帰国後、訪日外国人向けWebメディアの編集チームに加入。主に繁体字中国版の編集ディレクターとして、コンテンツ企画等を担当。現在は、アバーインフォメーションのWebマーケティング担当として、「WEB会議DEどうでしょう」の運営、記事執筆のほか、さまざまなPR施策を担当しています。
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