こんにちは、アバー・インフォメーションの臼井です。
Zoomで画面共有している時に、共有された資料画面の上に参加者のカメラ映像が重なってしまい、見づらく感じる時がありますよね。
そんな時に役立つのが、Zoomの「左右表示モード」や「デュアルモニター」表示といった機能です。これらの機能を使用すると、共有された画面と参加者のカメラ映像を2画面表示させることができるので、共有画面がより見やすくなります。
そこで今回は、Zoomの「左右表示モード」と「デュアルモニター」表示機能の使い方について、紹介いたします。
ZoomやTeamsに最適な、AVerのWEBカメラをオンラインデモで体験してみませんか?
⇒お申込みはこちら!
画面共有を2画面表示させる2つの方法
Zoomの画面共有時に、資料画面と参加者のカメラ映像を2画面表示する方法として、「左右表示モード」と「デュアルモニター」表示という2つの方法があります。
それぞれの機能について、まず簡単に説明したいと思います。
左右表示モードとは?
Zoomで他の参加者から画面共有が行われた際に、上図のように共有された画面と参加者のカメラ映像が重なってしまい、共有画面が見づらくなってしまうことがあります。
そんな時に役立つのがZoomの左右表示モードです。この機能を使用すると上図のように、共有画面と参加者の映像を2画面表示させることができるので、カメラ映像が共有画面を遮らず見やすくなります。
デュアルモニター表示とは?
そして、もう一方のデュアルモニター表示は、上図のように2つのモニターに共有画面と参加者の映像を、別々に表示させることができる機能です。
左右表示モードは1つの画面内に、共有画面と参加者の映像が2画面表示されますが、デュアルモニター表示は2つのモニターに分けて表示ができるので、共有画面と参加者の映像をより大きなサイズで確認することができます。
2つの機能の違いと使用上の注意点
左右表示モードは1つの画面内に、共有画面と参加者の映像を2画面表示できる機能なので、シングルモニターの環境でZoom会議する際に役立つ機能です。
ただし、左右表示モードが使用できるのは「画面共有される側」の参加者のみで、「画面共有を行う側」は左右表示モードを使用することができません。
一方、「デュアルモニター表示」機能は、「共有を行う側」「共有される側」の両方で使用することができます。しかし、「デュアルモニター表示」機能の設定を有効にした場合、左右表示モードは使用ができなくなりますので注意しましょう。
①「左右表示モード」が使用できるのは、「画面共有をされる側」のみ。「画面共有を行う側」は使用できない。
②「デュアルモニター表示」機能は、「画面共有をされる側」「画面共有を行う側」の両方で使用することができる
③「デュアルモニター表示」機能の設定を有効にした場合、左右表示モードは使用できなくなる。
左右表示モードで2画面表示を行う設定方法
左右表示モードには、会議中に手動で機能をオンにする方法と、自動で機能をオンにする方法の2つがあるので、それぞれの方法について説明いたします。
左右表示モードを手動でオンにする
会議中に、他の参加者から画面共有が行われたら画面上部にある①「ビューオプション」を押し、表示された項目の中から②「左右表示モード」を選択します。
上図のように共有画面と参加者の映像が2画面表示されれば、設定は完了です。
左右表示モードを終了したい場合は、再び画面上部の「ビューオプション」を押し、表示された項目の中から「左右表示モード」をクリックすれば、終了となります。
左右表示モードを自動でオンにする
会議中に他の参加者から画面共有が行われ際に、自動で左右表示モードがオンになるようにしたい場合は、まずZoomアプリの①「設定」で設定画面を表示し、左サイドのメニューから②「画面の共有」の設定画面に入ると、③「左右表示モード」という項目があります。
こちらにチェックを入れれば設定が有効となり、会議中に参加者が画面共有を行った際に、左右表示モードが自動的にオンになります。
デュアルモニター表示で2画面表示を行う設定
デュアルモニター表示の機能を有効にする場合は、Zoomアプリの①「設定」から設定画面を表示し、左サイドのメニューから②「一般」の設定画面へと入ります。
表示された設定項目の中に、③「デュアルモニターの使用」という項目があるので、こちらにチェックを入れればデュアルモニター表示の機能が有効化されます。
デュアルモニター表示の設定を有効にすると、他の参加者より画面共有が行われた際に、自動的にそれぞれのモニターに、上図のように共有画面と参加者の映像が別々に表示されるようになります。
また上でも述べた通り、左右表示モードは「共有される側」の参加者しか使用できない機能なのに対して、デュアルモニター表示の機能は「共有を行う側」と「共有される側」の両方で使用することができるので、普段からデュアルモニター環境でPCを使用している方には、デュアルモニター表示機能がおすすめです。
Web会議の画面共有は、皆さんにとって利用頻度がもっとも高い機能ではないでしょうか。
今回紹介した「左右表示モード」や「デュアルモニター表示」機能を活用すれば、Web会議の画面共有がより見やすく、快適に行うことができますので、興味がある方はぜひ一度試してみてください。
【関連記事】こちらの記事もおすすめ!
Zoomの画面共有とあわせて覚えたい!リモート操作(遠隔操作)機能の使い方
Zoomの「画面共有」機能の使い方と、動画を共有した時に起こる「音が出ない」トラブルの対処法
【Zoom】画面共有したパワーポイントに自分をワイプ表示させる方法を解説!
アバーインフォメーション株式会社 Webマーケティング/「WEB会議DEどうでしょう」制作・執筆担当
台湾のWebマーケティング企業で、Webディレクターとして現地企業のWeb制作ディレクションや、Webマーケティングセミナーの講師などを担当。日本に帰国後、訪日外国人向けWebメディアの編集チームに加入。主に繁体字中国版の編集ディレクターとして、コンテンツ企画等を担当。現在は、アバーインフォメーションのWebマーケティング担当として、「WEB会議DEどうでしょう」の運営、記事執筆のほか、さまざまなPR施策を担当しています。
アバーインフォメーション株式会社 Webサイト