Zoomで音が出ない！？音声が聞こえない時の原因と対処方法を解説

こんにちは、アバー・インフォメーションの臼井です。

皆さんもWeb会議の時に急に音声や映像にトラブルが発生してしまい、どう対処していいかわからず、焦ってしまったことはありませんか？

ZoomなどでWeb会議を行う際に、よく起こりがちなのが「Zoomから音がでない」といった、音声トラブルです。Web会議は映像に問題が生じても、少なくとも音声さえ問題なければ、相手との通話は可能ですが、音声が出ないトラブルの場合は、その時点で相手との通話が不可能になってしまうため、一番避けたいトラブルです。

そこで今回は、Zoomの音が出ないトラブルの発生原因と、その対処方法について解説いたします。「Zoomの音が出ない、相手の音声が聞こえない」なんてトラブルが起きて困った時に、すぐに対処できるよう、ぜひ参考にしてみてください。

ZoomでWeb会議中に音声が聞こえない！？その原因と対処方法は？

Zoomで相手の音声が聞こえないトラブルが生じた際、以下で紹介する原因によって、音声が出ないトラブルが生じていることが多いため、原因とその対処方法をチェックしながら、対応を行いましょう。

Zoom会議に参加する時に「オーディオへの参加」を許可していない

ZoomでWeb会議に参加する時に表示される、①「コンピューターでオーディオ参加」ボタンをクリックせず、オーディオへの参加を許可しないと、ZoomでWeb会議を始めても音声が出ず、相手との通話ができません。

何らかのミスで、Web会議に参加する時にオーディオへの参加の許可をしていなかった場合、Zoomアプリの画面左下にあるマイクのアイコン部分に、①「オーディオに接続」と表示されるので、こちらをクリックしてオーディオへの参加を許可しましょう。

ホストによって参加者のマイクがオフになっている

Zoomで音声が聞こえない場合、会議のホストによって参加者のマイクがオフに設定されている可能性も考えられるので、ホストにチャットでメッセージを送り、参加者のマイクの設定を確認してもらいましょう。

通話相手側のマイクがミュートになっている

Zoomで音声が聞こえない場合、初歩的なミスとして多いのが通話相手側のマイクがミュート状態になっていることです。
通話相手のマイクがミュート状態になっている場合、通話相手の画面左下に表示される氏名の左横に①マイクがミュート状態を示すアイコンが表示されます。通話相手のマイクがミュート状態になっており、音声が聞こえない場合は、通話相手の画面右上に表示される②「ミュートの解除を求める」をクリックして、相手にマイクをオンにしてもらいましょう。

Zoomのオーディオ設定が正しく行われていない

Zoomのオーディオ設定が正しく行われていないというのも、Zoomの音声が聞こえないトラブルでよくある原因の1つです。
Zoomのオーディオ設定が正しく行われているかを確認する場合は、まずZoomアプリの①「設定」アイコンをクリックし、②「オーディオ」の設定を確認してみましょう。
オーディオの設定画面の③スピーカーの設定で、現在使用しているスピーカー以外が選択されている場合、音声は当然聞こえませんので、現在使用しているスピーカーを選択し、音声がきちんと聞こえるかを確認してみましょう。

Zoomアプリのバージョンが古い（アップデートしていない）

お使いのZoomアプリのバージョンが古いため、音が聞こえないといった不具合が発生していることも考えられます。
Zoomは定期的にアプリのアップデートが行われますが、自動更新されるわけではないため、定期的に自分でアプリのアップデート状況を確認するようにしましょう。
Zoomアプリのアップデート状況を確認したい場合は、Zoomアプリの右上にある①ユーザーアイコンをクリックし、表示されたメニューの中から②「アップデート確認」をクリックします。
Zoomアプリのアップデートが可能な場合は、アプリの更新を実施するかの確認メッセージが表示されるので、画面のメッセージに従って、アプリのアップデートを行いましょう。

Skypeなど、他のアプリケーションがオーディオに干渉している

Zoomアプリを使用している時に、お使いのPCでSkypeなどPCのオーディオ機能を使用する、他のアプリがバックグラウンドで動いている場合、オーディオに干渉してしまい、Zoomアプリ側で音が出ないなどの不具合が生じる可能性があります。
Zoomを使用する時は、オーディオ機能を使用するSkypeなどのアプリはオフにするようにしましょう

Bluetoothがイヤホンや外付けスピーカーに自動接続されている

お使いのPCに登録されているイヤホンや外付けスピーカーなどのBluetooth機器に、オーディオが自動接続されてしまい、PC本体のスピーカーやPCに接続しているイヤホンから音が聞こえない、というケースも考えられるのでPCのBluetoothを一旦オフにしてみましょう。

PCの音量が小さい

これもよくやってしまいがちなミスですが、PCの音量が小さすぎて音声が聞こえないという可能性も考えられます。Zoomで音声が聞こえない時は、PCの音量が絞られていないか確認してみましょう。

スマホの場合、Zoomアプリによるマイクへのアクセスが許可されていない

スマートフォンにZoomアプリをインストールし、初めてアプリを起動した際に「このアプリのマイクへのアクセス権限を許可しますか？」という確認メッセージが表示されます。
Zoomアプリによるマイクへのアクセスを許可していなかった場合、ZoomでWeb会議を開始しても音声が聞こえないため、Zoomアプリがスマホのマイクにアクセスできるよう、設定を変更する必要があります。

Androidのスマホおよびタブレットの場合

iPhoneやiPadの場合

使用しているイヤホンや外付けスピーカーに問題がある

Zoomで音声が出ない原因の1つとして考えられるのが、お使いのイヤホンや外付けスピーカー側の不具合です。他のイヤホンなどに変えても音声が聞こえないか、一度確認してみましょう。

お使いのPCやスマホのスピーカー、マイクに問題がある

本記事で紹介している部分をいろいろ確認しても、音声が出ない現象が直らない場合、お使いのPCやスマホなど、ハード側のスピーカー、マイクに不具合がある可能性があります。
PCやスマホを一度再起動して、スピーカーやマイクが正常に使用できるかを確認し、それでも音声が正常に出ない場合は、他のPCやスマホでZoomアプリを使用しましょう。

Zoomのマイク・スピーカーのテスト方法を覚えておこう

Zoomアプリのアップデートを実施した後などは、Zoomアプリのオーディオ設定が初期化され、以前とは設定が変わってしまっている可能性があるため、Zoomで会議を行う前に、Zoomのマイク・スピーカーをテストして音声が正常に出るか、念のため確認しておくことをおすすめします。

Zoomのマイク・スピーカーのテストのやり方

Zoomアプリの画面右上にある①「設定」アイコンをクリックし、設定一覧の中から②「オーディオ」を選択します。
「オーディオ」の設定画面に入ったら、③「スピーカーのテスト」をクリックし、スピーカーから音声が正常に出るかテストしてみましょう。
音声が出ない場合、④スピーカーの選択で、現在使用しているスピーカーが選択されているか、確認してみましょう。

Web会議で音声が出ないトラブルが起きてしまうと、会議がそこでストップしてしまうため、一番避けたいトラブルです。
音声が出ないトラブルが起きた時は、考えられる原因とその対処方法を把握しておけば、慌てずにすぐに対処することができるので、皆さんも本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

臼井 伸一

アバーインフォメーション株式会社 Webマーケティング/「WEB会議DEどうでしょう」制作・執筆担当

台湾のWebマーケティング企業で、Webディレクターとして現地企業のWeb制作ディレクションや、Webマーケティングセミナーの講師などを担当。日本に帰国後、訪日外国人向けWebメディアの編集チームに加入。主に繁体字中国版の編集ディレクターとして、コンテンツ企画等を担当。現在は、アバーインフォメーションのWebマーケティング担当として、「WEB会議DEどうでしょう」の運営、記事執筆のほか、さまざまなPR施策を担当しています。
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