こんにちは、アバー・インフォメーションの臼井です。
ZoomでWeb会議をしている時に、「音声が聞こえない」というトラブルを経験したことはありませんか?
大事な社内会議や商談の時に、「音声が聞こえない、出ない」といったトラブルが起きてしまうと焦ってしまいますよね。
カメラの映像が映らなくても相手との通話は可能ですが、音声トラブルが発生した場合、通話に支障が出てしまうため、一番避けたいトラブルといえます。
そこで今回は、Zoom会議で「音声が聞こえない」トラブルが起きる原因と、その対処法について解説いたします。
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- 1. Zoom会議でよくある「音声が聞こえない、出ない」トラブルの原因と対処法
- 1.1. Zoomの「コンピュータ オーディオで参加」を許可していない
- 1.2. Zoomのマイクがミュートになっている
- 1.3. Zoomのマイク・スピーカーの音量設定が小さすぎる
- 1.4. ホストによって参加者のマイクがミュートされている
- 1.5. Zoomのデバイス設定が間違っている
- 1.6. 他のアプリがオーディオに干渉している
- 1.7. Bluetoothがワイヤレスイヤホンやスピーカーに自動接続されている
- 1.8. Zoomのスマホアプリの場合、アプリのマイクへのアクセス権限が許可されていない
- 1.9. 使用しているPCやスマホ、イヤホンに問題がある
- 1.10. Zoomアプリのバージョンが古い(アップデートしていない)
- 2. Zoomのマイク・スピーカーのテスト方法を覚えておこう
Zoom会議でよくある「音声が聞こえない、出ない」トラブルの原因と対処法
Zoom会議でよく起こりがちな「音声が聞こえない」というトラブルは、以下で紹介する原因によって起きることが多いので、各原因と対処法について覚えておくとスムーズに対応できるはずです。
Zoomの「コンピュータ オーディオで参加」を許可していない
Zoom会議に入室する際に、まず最初に「コンピュータ オーディオで参加」というウィンドウが表示されます。
何らかのミスで、「コンピュータ オーディオで参加」というボタンをクリックせずにZoomに入室してしまうと、マイクとスピーカーの機能が有効化されず、こちらの音声は相手側に届かず、相手の音声もこちら側で聞こえない状態のまま、Web会議が始まってしまいます。
Zoom会議に参加する時は、必ず「コンピュータ オーディオで参加」をクリックしてから入室するようにしましょう。
Zoom会議の参加する時に「コンピュータ オーディオで参加」をクリックし忘れてしまった場合は、Zoom画面の左下に①「オーディオに接続」というアイコンが表示されます。こちらをクリックすると、マイクとスピーカーを有効化することができます。
「コンピュータ オーディオで参加」をクリックし、マイクとスピーカーが正常に有効化されていれば、Zoom画面の左下には「オーディオ」と書かれたマイクのアイコンが表示されるはずなので、音声が聞こえない場合はこちらのアイコンの表示がどうなっているか、確認してみましょう。
Zoomのマイクがミュートになっている
Zoomのマイクがミュート状態の場合、当たり前ですが音声は聞こえません。自身の音声が相手側に聞こえていない場合は、自身のマイクがミュートになっている可能性があるため、Zoom画面左下にある①マイクのアイコンの状態を確認しましょう。
マイクのアイコンが「オーディオ」となっている場合は、マイクがミュートになっているため、アイコンをクリックしてマイクをオンにしましょう。
相手側の音声が聞こえない場合は、相手のマイクがオンになっているかを確認してみましょう。相手側のマイクのオン・オフ状態は、相手の名前横にある①マイクアイコンの状態で確認することができます。
相手側のマイクがミュートになっている場合は、②「ミュート解除を要請」をクリックすることで、相手側にマイクのミュート解除を要求することができます。
Zoomのマイク・スピーカーの音量設定が小さすぎる
Zoomのマイクとスピーカーの音量設定が小さすぎて、音声が聞こえない可能性もあるので、マイクとスピーカーの音量設定を確認してみましょう。
Zoom画面左下の①マイクアイコンの「∧」をクリックすると表示されるメニューから、「オーディオ設定」を選択します。
オーディオ設定画面では、①スピーカーと②マイクの音量レベルを確認することができるので、設定が小さすぎる場合は音量を調整しましょう。
ホストによって参加者のマイクがミュートされている
Zoom会議のホストは、上図のように参加者一覧の画面で各参加者のマイクをミュートすることができます。ご自身でマイクのミュートをしていないにもかかわらず、マイクがミュートになっている場合は、ホスト側でマイクをミュートしていることが考えられます。その場合は、必要に応じて自身でマイクのミュートを解除しましょう。
Zoomのデバイス設定が間違っている
Zoomアプリで使用するマイクやスピーカーといったデバイスの設定が間違っている場合、音声が正常に出ない可能性がありますので、デバイスの設定を確認してみましょう。
デバイスの設定は、①設定アイコンをクリックすると表示される設定メニューの②「オーディオ設定」で行うことができます。
オーディオ設定では、Zoomで使用するスピーカーとマイクの選択ができますので、正しく設定されているかを確認してみてください。
他のアプリがオーディオに干渉している
Zoomアプリの使用時に、PCのオーディオ機能を使用する他のWeb会議アプリなどがバックグラウンドで動いていると、オーディオ機能に干渉してしまい、Zoomアプリ側のオーディオ機能が正常に動作せず、音声が出ないといった不具合が生じる可能性があります。
Zoomを使用する時は、他のWeb会議アプリなどは終了させておくようにしましょう。
Bluetoothがワイヤレスイヤホンやスピーカーに自動接続されている
お使いのPCにペアリング登録されているワイヤレスイヤホンやスピーカーなどのBluetooth機器に、オーディオが自動接続されていて、PC本体のスピーカーやPCに接続しているイヤホンから音声が聞こえないというケースも考えられるので、PCのBluetooth接続の設定を確認してみましょう。
Zoomのスマホアプリの場合、アプリのマイクへのアクセス権限が許可されていない
スマートフォンにZoomアプリをインストールし、初めてアプリを起動した際に「このアプリのマイクへのアクセス権限を許可しますか?」という確認メッセージが表示されます。
Zoomアプリのよるマイクへのアクセスを許可しなかった場合、ZoomでWeb会議を開始しても音声が聞こえないため、Zoomアプリがスマホのマイクにアクセスできるよう、設定を変更する必要があります。
Androidのスマホおよびタブレットの場合
・「設定」アイコンをタップし、「アプリと通知」を選択します。
・アプリの中からZoomを選択し、「権限」の設定をタップします。
・アプリの権限の「マイク」をオンにします。
iPhoneやiPadの場合
・「設定」アイコンをタップします。
・「設定」画面でZoomを選択します。
・Zoomの設定画面で、「マイク」をオンにします。
使用しているPCやスマホ、イヤホンに問題がある
Zoomで音声が出ない原因の一つとして考えられるのが、お使いのPCやスマホ、イヤホンなどの機器の不具合です。他のPCやイヤホンなどに変えても音声が出ないか、一度確認してみましょう。
Zoomアプリのバージョンが古い(アップデートしていない)
お使いのZoomアプリのバージョンが古いため、正常に動作せず音声が聞こえないといった不具合が発生していることも考えられます。
Zoomは定期的にアプリのアップーデートが実施されますが、自動更新されるわけではないので、自身がお使いのアプリが最新版かどうかを定期的に確認するようにしましょう。
Zoomアプリの更新有無を確認する場合は、Zoomアプリ画面のプロフィールアイコンをクリックして、②「更新をチェック」をクリックすると、アプリの更新が必要な場合は自動的にアップデートが開始されます。
Zoomのマイク・スピーカーのテスト方法を覚えておこう
Zoomアプリのアップデートを実施した後などは、Zoomアプリのオーディオ設定が初期化され、以前とは設定が変わってしまっている可能性があるため、Zoomで会議を行う前に、Zoomのマイク・スピーカーをテストして音声が正常に出るか、念のため確認しておくことをおすすめします。
Web会議前にマイク・スピーカーをテストする方法
Zoomアプリのホーム画面の右上にある、①設定アイコンをクリックすると表示されるメニューで「オーディオ」を選択します。
オーディオの設定画面に入ったら、②「スピーカーのテスト」と③「マイクのテスト」をクリックすると、それぞれの動作テストを行うことができるので、こちらでスピーカーとマイクが正常に動作しているか確認しましょう。
Zoomへの入室前にマイク・スピーカーをテストする方法
Zoom会議の入室前に表示される「コンピュータ オーディオに参加」というボタンのすぐ下にある、①「スピーカーとマイクをテスト」をクリックします。
「スピーカーとマイクをテスト」をクリックすると、上図のようにスピーカーとマイクのテスト機能が立ち上がるので、スピーカーの出力レベルやマイクの入力レベルをチェックし、正常な動作が確認できたら、「コンピュータ オーディオで参加」をクリックして、入室すればOKです。
Web会議で音声が出ないトラブルが起きてしまうと、会議がそこでストップしてしまうため、一番避けたいトラブルです。
音声が出ないトラブルが起きた時は、考えられる原因とその対処方法を把握しておけば、慌てずにすぐに対処することができるので、皆さんも本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。
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アバーインフォメーション株式会社 Webマーケティング/「WEB会議DEどうでしょう」制作・執筆担当
台湾のWebマーケティング企業で、Webディレクターとして現地企業のWeb制作ディレクションや、Webマーケティングセミナーの講師などを担当。日本に帰国後、訪日外国人向けWebメディアの編集チームに加入。主に繁体字中国版の編集ディレクターとして、コンテンツ企画等を担当。現在は、アバーインフォメーションのWebマーケティング担当として、「WEB会議DEどうでしょう」の運営、記事執筆のほか、さまざまなPR施策を担当しています。
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